★日大アメフト悪質タックル事件の監督会見とTOKIOの謝罪から

 日大の内田監督が辞任することになりました。

 

 関学に謝罪に行った後の、伊丹空港での会見をテレビで見ました。

 表面上は詫びているのですが、心の底から謝罪しているようではなく「全部自分が被ることにしましたから、自分の男気を評価して大学に残ることは認めて下さい」というような感じでしたね。

 

 いずれにせよ、遅きに失した感が否めません。そして、構図が一般的なサラリーマン社会をそのまま映したようにも思いました。

 自分のしでかしたことやさせたことを、問題になった後に弱い立場の人間に擦り付ける・・・

 

 真実は当事者にしかわかりませんが、状況証拠から判断すると、監督からの指示があったと考えた方が理解しやすいでしょう。

 被害に遭われた選手に後遺症が残るほどの怪我がなくて、不幸中の幸いです。

 

 見方を変えれば、させられた選手も可哀想です。「もう大人なんだから、指示されてもするべきではなかった」などと言う方もおられますが、大学生はまだまだ子供だし、大学スポーツ指導者は絶対的存在ですから。特に日大は他のクラブもそういう指導者を据えている場合が多いような気がします。(具体的にはここでは書きませんが・・・)

 

 学校スポーツは経営の観点からみて、広告塔としても非常に有効です。そして、とにかく短期間で強くしてくれる指導者は重宝されます。

 ですが、やりすぎ厳禁!日大アメフトは存続危機、少なくとも来春、有力選手は入ってこないことになるでしょう。

 

 問題の選手はアメフトの世界では実力者。辞めさせるのはアメフト界にとってもマイナスだと思います。どこかの大学が引きとってあげればよいと思います。もし、関学さんが受け入れたとなれば、関学の株はストップ高

 

 

 全く話が変わるのですが、少し前のTOKIOの謝罪。

 

 4人は謝る必要はなかった、とか言う人、まあまあの人数おりますが、謝らなければ別の叩かれ方をしたと思うし、あんなに心を込めた誠実な謝罪は、多くの人の心をつかんだのではないでしょうか?

 

 謝罪しなければならないようなことをしてしまった時、自分の心の中と、周りの感じ方を冷静に見つめることのできる人間になりたいと改めて考えました。