★財務省福田事務次官とテレ朝女性記者

 ワイドショーなどでおなじみの財務省の福田事務次官さん。東大卒エリート。

 

 権力を手に入れて「自分はどんな時でも正しい人間となれる」と考えている方で、実際、所属組織ではいつも「正しい人」なのです。黒いものでもシロ。

 

 そして、そんなやり方が自分の所属外でも通用すると思っておられます。現実、別の権力者にも守られているので、しでかしたことをなかったことにできるという凄い人です。

 

 実は福田氏のような方は別に珍しくもなく、官僚的な組織にはよくいらっしゃいます。

 

 こういうキャラクターで押し通せば、出世できるんですよね。もちろん、それなりの能力も持ち合わせていないといけませんが・・・

 

 大組織で出世できれば、平民に嫌われようが、老後は安泰です。(笑)

 

 

 テレ朝女性記者。この方の事情もあまりよく見えないのですが、週刊誌に訴えるしかなかったのでしょうね。もしくは泣き寝入りかな。

 

 テレ朝の対応って、イマイチでしたね。財務省などに嫌われたくないし、一旦は、「今まで通り」見て見ぬ振りしようと判断したのでしょう。まあ、マスコミ(特にオールドメディア)も官僚的組織ですから。

 

 私の知人の、とあるマスコミ勤務の方が、職場でのモンダイを自社のコンプライアンス委員会に通報したことがありました。数日後、上司から「君、なんか訴えたらしいね」と肩を叩かれたそうです。(笑) ツウツウです。

 

 コンプライアンス委員会とか第三者委員会とか、結局、設置した組織の意を汲む集まりですから。中立だと思って信頼すると大変な目に遭います。

 いつか正されることを夢見ながら、人柱になれる方は現代では稀有な存在です。