★山尾志桜里議員はどう対応すれば良かったのか?

 山尾議員の疑惑がなければ、民進党希望の党に合流する判断をしなかったかもしれません。一議員の行動が世の中をここまで動かしてしまいました。選挙当日までどうなるか誰にもわかりません。

 山尾議員が昨日久しぶりにTwitterに投稿しました。「改めて疑惑を否定して…」ということですが、彼女は自分からこの話題に触れるべきではないでしょう。ここまできてしまうと、話題になるたびに立場がじわじわと悪くなっていくに違いありません。選挙も厳しい結果になるのではないでしょうか。

 そもそも、初期対応も間違っていました。では、どういう対応をすれば良かったのでしょうか?

 第一案。男女の関係があるなしに関わらず、(少々明るい表情で)「この度はお騒がせしてしまって申し訳ございません。私、肉食系女子なんです。相手の奥様やご家族と自分の家族にはしっかり謝罪しようと思います。プライベートでは失敗しましたが、政治家としてはこれからもしっかり仕事をしていきます」。開き直り型です。

 第二案。こちらも男女の関係があるなしに関わらず、(大笑いしながら)「わー、文春さんにやられました。普通、このような状況なら疑われますよね。私、こういう状況にたまになっちゃうんです。でも、私、身も心もオヤジなんでそういう関係になってませんから。今後は気を付けます~」。ギャグでかわし型。どうでしょうか?(笑)

 ただ、少し前に自民党議員の育休不倫を批判していたのがいただけません。自分がそういうこと(不倫や不倫を疑われる行動)をしていたり、する可能性があるのであれば、逃げ道をつくった攻め方もあったと思います。芸能人でも自分がしている人は、他人の不倫をそんなには責めてない場合が多いですよね。政治家は自分のしていることでも平気で他人を責めることのできる人が多い、というのはよくあることですが。