★希望の党、立憲民主党、政党ネーミングについて

 今回の選挙前に希望の党立憲民主党が新しく誕生しました。

 

 政党というものは長生きなイメージがあったのですが、意外と短命です。一番長生きなのが共産党、1992年設立。自民党1955年設立。あとは、途中で分裂したり合併したり、名前を変えたりで短命のようです。

 

 組織のネーミングはとても重要です。会社や商号もしかり。そして、頻繁に変更するべきものではありません。だいたい名前を変えたがるというのは、現状がイマイチの場合が圧倒的に多いです。実績を上げることができないから、イメージアップだけでもしてみようかと。(もちろん例外もありますが・・・)

 

 名前を変えてもイメージ一新できず、くすぶり崩壊したのが民進党です。民主党から民進党に改称した時から嫌な予感がしていました。まず、幹部が自分の政党名を間違える。民進党に生まれ変わった後に自分の所属するところを「民主党」とか「新進党」と言っている人がいましたね。言い間違いではすみません。この時点で改称は失敗です。

 

 そして、本当に残念に思ったのは、たまたま通りがかったのですが、松山市民進党事務所です。事務所の看板ですが、「民主党」の「主」のところに、「進」を貼り付けた仕上がりとなっています。確かに安上がりですが、筆者はこれを見たとき、「この政党は絶対に政権がとれない」と確信いたしました。

 

 立憲民主党は、ゼロからのスタートで「民進党」を引きずっていないところが評価できます。少しだけ期待してみたいなと思わせてくれます。調子が悪くなっても、決して「立憲民進党」に改称したり、看板の「主」のところに「進」を貼り付けないでいただきたいと願います。

 ついでに、希望の党も「希望実現党」とかに変更しないよう伏してお願い申し上げます。