★デキる社員は予測できる人(モグラたたきに例える)

 アサヒグループホールディングス代表取締役会長兼CEOの泉谷直木氏が、日本新聞協会作成の「新聞活用のすすめ(2018年度版)」というパンフレットに巻頭メッセージを寄稿されています。

 

(引用)

よく「優秀な社員とはどんな人か」という話になります。モグラたたきに例えると、従来のいわゆる「優秀な」社員は多数のモグラを速くたたく。しかし、これからの時代に求められる「デキる」社員は、最初に2、3発たたいてみて、あとは機械の構造を調べ、モグラがいつ出るかを予測できるようにする。予測できる人は変化に対応できます・・・(以下略)

 

 だいぶ前になりますが、私も「仕事の取り組み方」をモグラたたきに例えて議論したことがありました。引用した内容に加えて、「がむしゃらにハンマーを振り下ろすのだけれども全くモグラには当たらず穴の枠を叩いている人」とか。

 

 汗はかいているのだけれども、生産性が相当低い。(笑)

 本人は、自分自身ではものすごく働けていると勘違いしている・・・

 

 ・・・そういう人がいるのは(百歩譲って)良いとして・・・

 

 ダメな会社って、こういう、とりあえず汗をかいている人を評価していたりします。

 

 歴史があって、昔、相当景気が良かった会社。でも、時代の変化に取り残された組織・・・

 

 運悪くそういう場所で働いている人は、自分の役目を果たしつつも、その時が来れば脱出できるように自分を磨いて準備しておきましょう。